2018年07月26日

ナッツの効果

糖尿病の方へ食事指導を行う中で、たまには間食をとりたいという患者さまからのお声を頂戴し、その中で、『ナッツは食べても良いですか?』との質問を頂く機会が多くあります。

ナッツ類には体に良い不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、悪玉のLDLコレステロールを減らす作用があります。
また、ナッツ類を食べると肥満のリスクが減るとも言われています。
食べるときの咀嚼回数が増えることで満腹感を得やすくなり、その後の食事量が減ることや、食物繊維が豊富に含まれており、血糖値上昇を抑制すること等が理由として挙げられます。
しかし、その一方で、ナッツ類は脂質に分類されており、カロリー(エネルギー)の高い食材です。食べ過ぎは体重増加に繋がりますので注意が必要です。
1日80kcal〜多くても100kcalまでに抑えましょう。
<目安>
・アーモンド 12〜13粒
・ピーナッツ 12〜13粒
・くるみ 2〜3粒
・カシューナッツ 8〜10粒

但し、市販されているナッツ類は食塩を添加してあるものや素揚げしてあるものが多いので、食塩無添加で素焼きのものがおすすめです。
posted by 岡本内科クリニック at 13:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

使用済みの注射針の破棄方法について

インスリンやGLP-1製剤を使用している方、自己血糖測定をしている方は使用済みの注射針や穿刺針をどのようにクリニックに持参しているでしょうか?

在宅で出た使用済み注射針は、家庭ごみでは捨てることが出来ないため、医療機関や区のホームページに掲載されている薬局で回収を行っています。家庭ごみとして使用済み注射針を捨ててしまうと、ごみ回収をしている収集作業員などが針刺し事故を起こしてしまい、危険であるからです。

今回は使用済み注射針の持参方法についてご案内します。
注射針は、蓋つきのビンや缶、ペットボトルに入れて針の持参をお願いしております。
なぜなら、ビニール袋や、針が容易に飛び出す可能性のある入れ物、容器に入れずに持参することで、患者さん自身に針が刺さってしまったり、受け取った医療従事者に患者さんの血液が付着した針が刺さってしまう可能性があるからです。針刺し事故を起こしてしまうと、予期せぬ感染症になることもあり、大変危険です。

上記のことから、注射針を使用している方のマナーとして
@ 針は家庭ごみに捨てずに医療機関や薬局に持参する。
A 持参の際は、蓋の付いた針が飛び出ない容器に入れる。
以上のことを心がけて頂きたいと思います。

当クリニックでも容器をお渡し出来ますので、いつでもお声かけください。
posted by 岡本内科クリニック at 16:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月01日

アルコールと糖尿病

 仕事やプライベートでも飲酒の機会がある方は多いと思います
「アルコールの飲み過ぎは肝臓の機能を悪くするし、カロリーも高いので過度の飲酒は避けましょう。」というのは聞いたことがあると思いますが、糖尿病で治療中の方にとって飲酒は予期せぬ低血糖の原因にもなり得ます。

1. 飲酒と血糖値の関係
 まず、飲酒時に血糖値が高くなる原因として、@アルコール自体の糖質の影響A食事摂取量が増えるB長時間にわたり食事をすることが上げられます。しかし、中には糖質の少ないおつまみや、場合によってはアルコールのみを摂取することで血糖が下がり過ぎてしまうことがあります。肝臓は、寝ている間などの食事をしていない時間には肝臓から蓄えたブドウ糖の固まり(グリコーゲン)をブドウ糖に分解して全身に送る役目をしています(糖新生)。飲酒をすると肝臓はアルコールの解毒を最優先してしまう為、糖新生をしなくなってしまうことが原因です。そのため、朝方に低血糖になりやすく、時に重度の意識障害を伴った低血糖になることもあります。特に、インスリンや内服での治療中の方は低血糖になりやすいので飲酒の際は適度な炭水化物やたんぱく質の摂取も必要になります。
2. 過度の飲酒はインスリン抵抗性を引き起こす
 特に2型糖尿病の方はアルコールの過剰摂取でインスリン抵抗性を引き起こすと言われています。インスリン抵抗性とはインスリンの効果が十分に発揮できない状態であり、アルコールによって食欲も増加するため予想外に血糖値が急上昇する場合があります。

過度の飲酒によって血糖の予期せぬ低血糖や高血糖が引き起こされやすく、血糖コントロールが乱れやすくなります。適度な飲酒量を守り、上手くお酒と付き合っていくことが大切ですね。
posted by 岡本内科クリニック at 08:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする