2016年10月19日

「質の良い筋肉」で生活習慣病を防ぎましょう

 筋肉を育てていますか?運動することで筋肉量が増え、代謝がよくなることはご存知だと思います。最近では「筋肉の質」を重視する研究が多くあり、「質の良い筋肉」が糖尿病などの生活習慣病を防ぐことがわかっています。
太っていなくても生活習慣病になる人は「筋肉の質」が低下しており、そのことは「体力の低下」「活動量の低下」「内臓脂肪の蓄積」「高脂肪の食事」などと関連していることも明らかになりました。
 では、「質の良い筋肉をつくる」為にはどうしたら良いのでしょう。それには脂肪燃焼効果のある有酸素運動だけでなく、筋肉に負荷をかける無酸素運動も平行して行うことが必要です。無酸素運動をおこなって筋肉に刺激を与え、有酸素運動で脂肪燃焼や血流の改善を促します。
 また、作り上げた「質の良い筋肉」を保持するためにも運動を継続する必要があります。
 毎日忙しいから運動する暇なんてない…と思っている方も多いでしょう。しかし、毎日テレビを見ながら5分間体を動かす習慣をつけるだけでも、運動習慣の入門として十分です。また、時間がある方は食後に大股で20〜40分間少し早歩きをすることで、食後の血糖値を下げながら、足の筋力UPも期待できます。身体の筋肉のうち、70%が下半身の筋肉です。筋量の大きな割合を占める下半身のトレーニングをおこなうことで、脂肪燃焼効果も高まりますので、下半身の運動はおすすめです。
 運動の種類もたくさんあります。運動はストレスを解消させたり、夜の寝つきをよくする効果もあります。無理なく続けられる程度の運動習慣をつけたいものです。まずは、今日から、始めてみましょう!
posted by 岡本内科クリニック at 15:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

体重管理はなぜ大切なのでしょうか?

肥満を区別するには単に太っているか否ではなく、体内に占める体脂肪の割合をみます。体脂肪を正確に測定するのは時間や費用がかかる為、体重と身長からBMI(ボティーマスインデックス)という数値を計算し、その数値をもとに肥満を判定します。

BMIは以下の計算式で求めることが出来ます。
BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}
BMIが25以上は肥満、18.5以上25未満は普通、18.5未満はやせと判定されます。
BMG25で高血圧、脂質異常症、低HDLコレステロール血症(善玉コレステロールが少ない状態)、BMI28で高コレステロール血症の危険がそれぞれ2倍になることがわかっています。
またアジア人はBMI23以上になると多民族より脂肪が付きやすく、様々なリスクが高くなることが文献等で発表されています。
統計的に様々な病気になりにくいとされているのがBMI22です。こちらに該当する体重が標準体重と言われています。

以前の記事(H28.7.30参照)でもお伝えしましたが、体重を減量すると体内のインスリンの効きが良くなり血糖コントロールが改善します。しかし減量する前の生活スタイルに戻ると、またすぐに血糖値は高くなってしまいます。減量し血糖値が下がったのであれば、その状態が長く続くように体重管理を続けることが大切です。
posted by 岡本内科クリニック at 15:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月20日

糖尿病の治療と食事負荷試験

当クリニックでは、糖尿病の治療をするうえで、現在の糖尿病の状態だけではなく、体内にどれだけインスリンが残っているかを知ることが大切であると考えています(一般的に糖尿病と診断された方の多くは、正常の方と比較して、体内のインスリン量は半分に減っていると言われています)。
そこで、体内のインスリン量を測定する検査として、食事負荷試験を行っております。食事負荷試験とは糖尿病の方の食事前と食事後1時間、2時間での血糖値の変動とインスリンの分泌能を測定する検査です。血糖値の変動やインスリン分泌能は、たとえ同じHbA1c値であったとしてもその人個々で全く異なります。そのため、HbA1c値が高いか低いかだけではなく、患者さん一人一人のインスリン分泌能に合った薬剤の選択をしていく必要があり、治療方針を決定する上で欠かせない検査です。
 今後、どのように糖尿病の治療を進めていくのかを患者さんご自身にも知ってもらい、医師やスタッフと共に、治療に前向きに参加してもらいたいと思っております。
 治療や検査を始めるにあたって、不安や疑問も出てくることがあるかと思います。そのような時は、主治医やスタッフにいつでも声をかけてください。悩みや不安をなるべく減らして、一緒に糖尿病の治療をしていきましょう!
posted by 岡本内科クリニック at 14:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする