2016年03月24日

糖尿病の初期段階

健康診断では通常、空腹時血糖値によって糖尿病の可能性を判断しています。空腹時血糖値は、前夜から10時間以上絶食した状態で測定をします。その結果、空腹時血糖が110mg/dl以上であれば、さらに詳しい検査(ブドウ糖負荷試験)を受け、糖尿病かどうかの診断がおこなわれます。当クリニックでも、健診等で空腹時血糖やHbA1c(血糖の1〜2ヶ月の平均をあらわす指標)が境界域や正常高値で、糖尿病が疑われる方に行っております。ここ最近、空腹時血糖値やHbA1cが正常値内にも関わらず、ブドウ糖負荷試験を行うと、負荷1時間後の血糖が200mg/dlを超えて、糖尿病と診断される方が何名かいらっしゃいました。
 このように、糖尿病の初期段階では、空腹時血糖値は正常でも、ブドウ糖負荷試験を行うと、負荷後の血糖値が糖尿病の方と同じくらいまで上昇している場合があります。
健診等で空腹時血糖値100〜126 mg/dl未満、HbA1c5,2〜6,1%であった場合、受診を励行されず、保健指導のみという方も多いと思います。検査結果が、正常値内ということもあり、生活指導のみをうけほっと一安心!!と思ってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、糖尿病は自覚症状なく進行していきます。
 初期の段階で気付けば、食事や運動の生活習慣の改善だけで、進行を食い止めることが十分可能です。糖尿病の早期発見、早期治療のためにも、まだ糖尿病でないからと安心せずに、健診等で血糖値が高め、と言われた方は是非一度、医療機関を受診し今後糖尿病に移行しないための詳しい検査や指導を受けてみてください。
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2016年03月01日

インフルエンザが流行しております

 通常ですと12月頃に流行りだすインフルエンザですが、今年の流行は遅い傾向にあり、現在もインフルエンザの方が来院しております。
糖尿病の方は血糖コントロールが悪いと免疫機能が低下するため、インフルエンザにかかりやすいと言われています。そのため、感染を予防する対策が大切です。
インフルエンザワクチンを接種した方でも、インフルエンザの重症化を抑える効果がありますが、感染を完全に防ぐことはできません。ワクチンを接種した方も同様に、インフルエンザウイルスに感染しないように予防をしましょう。

インフルエンザ予防のポイントは….
@手洗いうがい
 予防の基本です。外出後、食事の前には手洗い・うがいをしましょう
A湿度 部屋の湿度は50〜60%程が適正とされています
B休息と栄養、そして、良好な血糖コントロール
 疲れがたまっていたり、血糖コントロールが乱れていると体の免疫機能が低下します。十分な睡眠と、適正な食事をとり、血糖を良好に保ちましょう。
Cできるだけ人ごみは避ける

などが、ポイントとなります。

また、糖尿病薬でもシックディの際には内服を中止した方が良い種類(SU薬、ビグアナイド薬など)がありますが、一方でシックデイの際は、普段より血糖が高くなる傾向にあります。食事が摂れない場合でも、勝手に内服やインスリンを中止してはいけないケースもあります。
さらに、インフルエンザの場合に避けた方が良いとされている解熱鎮痛剤もあるため、
(特に小児では脳症や肝障害を発症させる危険性を高めると言われています。)
自己判断で飲まれる前に受診をし、主治医に相談して下さい。
身体に不調を感じたら早めに受診をし、悪化を防ぎましょう!!
posted by 岡本内科クリニック at 18:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする