2016年06月23日

糖尿病に甲状腺疾患が合併している場合があります

 当院は糖尿病をはじめとした生活習慣病のクリニックですが、甲状腺の専門外来もおこなっております。甲状腺とは首の前面に位置し、エネルギーを産生したり代謝させたり臓器の活動を調節するホルモンを分泌し、生命維持には欠かせない臓器です。よく聞くバセドウ病は甲状腺ホルモンの働きが過剰になってしまう病気ですが、逆に橋本病など甲状腺ホルモンの働きが低下してしまう病気もあります。
糖尿病と甲状腺の病気。。。一見すると関わりが無いように思える疾患ですが、「だるい」
「疲れやすい」「のどが渇く」などの症状は甲状腺の疾患と糖尿病に共通した症状です。
当院に初めて受診された時点で、両方の病気を合併している方も珍しくはありません。また、糖尿病で当院に通院されている方が、甲状腺の病気を発症する場合もあります。
 甲状腺の病気も採血で診断することができ、当院でも、血糖コントロールは良好であるにも関わらず、疲れやすいなどの訴えがあれば、甲状腺の疾患を疑って検査を行っています。その結果次第で当院の甲状腺専門外来に受診して頂き、甲状腺疾患の専門医と糖尿病の専門医の連携がとれるようにしております。甲状腺の病気は遺伝も強く関与します。ご家族に甲状腺の疾患を持つ方がいらっしゃったり、何か気になる症状がある方は気軽にスタッフや医師にご相談ください。
posted by 岡本内科クリニック at 11:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

低血糖の時、間違った対応をしていませんか?

低血糖を起こす可能性がある、インスリン、薬を使用されている患者様は、治療施設で「低血糖の時には、甘いものを摂取して血糖値を上げて下さい」と指導されたことがあるかと思います。その際患者様の中に、せっかく甘いものを食べることが出来るから…と低血糖時にはケーキなどの菓子類を食べようと解釈してしまった方がいらっしゃいました。しかし菓子類は脂肪も多く含んでおり、消化吸収までに時間がかかる為、その間に低血糖がさらに悪化してしまう危険性があります。低血糖の際は固形のブトウ糖やジュース(100%果汁ではなくブドウ糖が含有されたもの)など吸収しやすいものを摂取するようにしましょう。ブドウ糖(5〜10g)、ブドウ糖含有の清涼飲料水(150ml〜200ml)、砂糖(10〜20g)のいずれかを摂取することで、15〜20分程度で症状が改善することがほとんどです。
飴や砂糖でも血糖は上がりますが、速効性があるのはブドウ糖です。人工甘味料やダイエット飲料には糖分が含まれていませんので効果は期待できません。また低血糖がなかなか改善しないからといって菓子類を食べ続けてしまうと、改善する頃には多量の菓子類を摂取することとなり結果的に血糖値を悪化させてしまいます。
どういう時に低血糖が起こりうるか予測をし、日々の生活をバランスよく送ることで血糖コントロールをうまく保つことが出来るようにしておきましょう。
当院ではご希望の患者様にブドウ糖をお配りしております。スタッフにお声がけ下さい。
posted by 岡本内科クリニック at 13:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする