2017年04月26日

早食いが良くないわけは?

血糖値を下げるホルモンである【インスリン】は、基礎分泌と追加分泌の2つがあります。24時間ほぼ一定量が少しずつ分泌されているインスリンを基礎分泌、食事によって血糖値が上昇し始めることに反応して分泌され始めるインスリンを追加分泌といいます。食べるスピードが早すぎると、インスリンの分泌が血糖値の上昇に間にあわず、食後に血糖値が高くなりやすくなります。とくに糖尿病の方は、インスリン追加分泌のタイミングが遅いことが多く、早く食べることの悪い点が強調されてしまいます。
 また食べるスピードが早いほど、過食になりやすいこともわかっています。理由としては、食事でお腹が満たされても、それを「満腹になった」と脳に伝達するまでには時間差があり(およそ15分〜20分といわれています)、この時間差の間に食べてしまう量が多くなるためと考えられています。
食事の時間を長く取ることが難しい方もいらっしゃるかと思いますが、なるべく時間をかけながらよく噛むことを意識して(1口で30回噛むことが理想です)食べるように心がけてみて下さい。

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posted by 岡本内科クリニック at 15:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする