2018年06月28日

使用済みの注射針の破棄方法について

インスリンやGLP-1製剤を使用している方、自己血糖測定をしている方は使用済みの注射針や穿刺針をどのようにクリニックに持参しているでしょうか?

在宅で出た使用済み注射針は、家庭ごみでは捨てることが出来ないため、医療機関や区のホームページに掲載されている薬局で回収を行っています。家庭ごみとして使用済み注射針を捨ててしまうと、ごみ回収をしている収集作業員などが針刺し事故を起こしてしまい、危険であるからです。

今回は使用済み注射針の持参方法についてご案内します。
注射針は、蓋つきのビンや缶、ペットボトルに入れて針の持参をお願いしております。
なぜなら、ビニール袋や、針が容易に飛び出す可能性のある入れ物、容器に入れずに持参することで、患者さん自身に針が刺さってしまったり、受け取った医療従事者に患者さんの血液が付着した針が刺さってしまう可能性があるからです。針刺し事故を起こしてしまうと、予期せぬ感染症になることもあり、大変危険です。

上記のことから、注射針を使用している方のマナーとして
@ 針は家庭ごみに捨てずに医療機関や薬局に持参する。
A 持参の際は、蓋の付いた針が飛び出ない容器に入れる。
以上のことを心がけて頂きたいと思います。

当クリニックでも容器をお渡し出来ますので、いつでもお声かけください。
posted by 岡本内科クリニック at 16:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月01日

アルコールと糖尿病

 仕事やプライベートでも飲酒の機会がある方は多いと思います
「アルコールの飲み過ぎは肝臓の機能を悪くするし、カロリーも高いので過度の飲酒は避けましょう。」というのは聞いたことがあると思いますが、糖尿病で治療中の方にとって飲酒は予期せぬ低血糖の原因にもなり得ます。

1. 飲酒と血糖値の関係
 まず、飲酒時に血糖値が高くなる原因として、@アルコール自体の糖質の影響A食事摂取量が増えるB長時間にわたり食事をすることが上げられます。しかし、中には糖質の少ないおつまみや、場合によってはアルコールのみを摂取することで血糖が下がり過ぎてしまうことがあります。肝臓は、寝ている間などの食事をしていない時間には肝臓から蓄えたブドウ糖の固まり(グリコーゲン)をブドウ糖に分解して全身に送る役目をしています(糖新生)。飲酒をすると肝臓はアルコールの解毒を最優先してしまう為、糖新生をしなくなってしまうことが原因です。そのため、朝方に低血糖になりやすく、時に重度の意識障害を伴った低血糖になることもあります。特に、インスリンや内服での治療中の方は低血糖になりやすいので飲酒の際は適度な炭水化物やたんぱく質の摂取も必要になります。
2. 過度の飲酒はインスリン抵抗性を引き起こす
 特に2型糖尿病の方はアルコールの過剰摂取でインスリン抵抗性を引き起こすと言われています。インスリン抵抗性とはインスリンの効果が十分に発揮できない状態であり、アルコールによって食欲も増加するため予想外に血糖値が急上昇する場合があります。

過度の飲酒によって血糖の予期せぬ低血糖や高血糖が引き起こされやすく、血糖コントロールが乱れやすくなります。適度な飲酒量を守り、上手くお酒と付き合っていくことが大切ですね。
posted by 岡本内科クリニック at 08:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月12日

普段のご飯の量、わかりますか?

当院では、糖尿病患者さんに対し、糖尿病療養指導士である管理栄養士がいつでも栄養指導できる体制となっています。糖尿病や減量を必要とする患者さんに栄養指導を行う際に、カロリーとともに主食の目安量をお伝えしています。自炊をされる方は、ご飯の量を計ることができますが、外食が中心の方には表示が無い限り量の把握は難しいです。そこで、今回は外食の際、目安になるご飯の量をお伝えします。

 ・コンビニおにぎり・・・約100g
 ・コンビニ海苔巻き・・・約95g
 ・牛丼屋並盛・・・約260g
 ・牛丼屋大盛・・・約320g
 ・ファミレスご飯・・・約180g〜220g
 ・寿司一貫(=2個分)・・・約40g
 ・いなり寿司1個・・・約20g

外食の際に残すことに抵抗を感じる為、食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。そのような場合、ご飯の量を知っていることで、注文時に「ご飯を半分にしてください。」等とお願いすることができ、簡単なカロリー調整を行う事ができるようになると思います。100gのご飯を減らすだけで168kcal減らす事ができるので、1日1回主食量を気にすることができるだけでも、1カ月に500g強の減量につながります。外食が中心のため、減量は出来ないと思っている方は、外食の際のご飯の量を知り、積極的に減量に取り組むきっかけにしてください。 具体的なカロリーと主食量の目安については、当院医師または管理栄養士にお気軽にご相談下さい。
posted by 岡本内科クリニック at 16:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする